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ドラマティックがお好き

私は激しい感情を持ち合わせていなかったせいで
激情に憧れたり、ものすごく個性的な人に惹かれたり
ドラマティックなものが好きだったんだなぁ。

だから体験したがりだったみたい。
激しい体験をするとなんだか嬉しいみたいな。。。。
その最中は勿論辛くてたまらないのに
あとでその経験値に満足するみたいな感じだったのかな。
と、気付いた。

そんで、誕生日とか結婚記念日といった記念日には興味がない一方で
シフトアップの時はドラマティックな体験をしたいという欲求があったんだな。
気付きが起きた時は同時に劇的な何かが起きて・・・・
例えば汚れが完全にキレイさっぱり無くなる・・・ようなことが
起きるんじゃないかと期待するあまり 完璧にそうならないことに
ガッカリしちゃって 結局また新たな汚れを作ることを繰り返していたみたい。

で、本気で向かえば向かうほど力が入って自分に強制して逆効果。
「内側でどれだけ本気で思ったか」が大切なのはわかるけど、
私の場合 本気であればあるほどいらぬ力が入ってブレーキになっていた。
しかもそれが持続するから始末が悪い。

そうだな例えるなら
部屋の中にいて 煙が充満していて苦しくて、しかも暑くてたまらないのに
「何か象徴的な出来事が起きた時に窓を開放して
ドラマティックにその喜びを感じよう」なんて考えて 
ひたすら開けるのを我慢してるバカな行為。

本当はもっと自然に 「あ、ちょっと新鮮な空気がほしいから換気しよう」とか
「外の景色みたいから窓を開けよう」とさらりと何の抵抗もなく開けていいんだよね。
それは何の理由がなくてもいいし、どんなタイミングだっていい。
今、この瞬間に思ったから行動するだけの単純な行為。
あらたまることも 構えることもなく するりとやってのければいいんだ。
別にキバる必要もないし、たいしたことでもない。

そうなんだよなぁ。
窓を普通に開けて 空気を入れ換えて深呼吸。それだけ。
ああ、あたりまえに、自然に、汚れを無くすことが出来るんだ。
by chandra-k | 2007-06-14 20:57 | 私について
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