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呼吸で肉体改造!

最近私が特に意識しているのは呼吸で、呼吸を変えることで体が変わって来た。

私の古い日記(2005年からの波動日記)を読んでる人は知ってると思うけど、
私は2006年過去生の浄化で咳をしすぎて肋骨を2本骨折した。今となっては笑い話。
そして、その骨折が原因で体がバランスをとろうと重複的に歪み、声が出なくなった。
耳鼻科に通って症状は少し軽くなったものの、根本的な改善には至らす、結局オステオパシーの治療で体の調和をとることで声がだんだん戻ってきた。

そして日常では特に問題がない状態になったものの、自分では何かが本来の状態ではないことをずっと感じていた。
それは他の人には気づかれないレベルで、自分だけがわかる違和感・・・。

骨折をし、体のバランスを崩したまま生活していた時間が長かったことで、体の中に変な癖が定着しているようで、何かが戻ってないといった感覚がずっとあった。
他の人のことは指摘出来ても、外から自分の声を生で聞いたり観察することが出来ないため、高レベルの分析が出来て、的確に指摘してくれる専門家に出会いたいと思っていた。

そうしたら昨年末、チャリティミーティングというイベントで、ヴォイストレーナーのMISUMIさんのセミナーがあり、ちょうどその時仕事が空いて参加することが出来た。
それまでMISUMIさんのことはまったく知らなかったのだけど、ちょっと話を聞いただけで私と相性がいいことがすぐわかった。
そう、トレーナーとは相性が重要なのだ。
MISUMIさんは骨とか筋肉に関する勉強を沢山していて、声や体の使い方について感覚は勿論、理論的に分析して話が出来る方で、しかも彼女は数多くのCMソングを声を使い分けて歌っている方であり、ナレーションと歌との違いはあれど私の仕事と共通点が多く、さらにそのアプローチがとても似ていることが話を聞いていてすぐわかった。
多くのアーティストのパーソナルヴォイストレーニングを担当しているだけでなく、本人もヴォーカリストであり、しかもROCKバンドを組んでいて、ライブもやっている。
そしてそしてLED ZEPPELIN等が好きで、旦那さまはROCKギタリスト!
何から何までビンゴ!!!だったのだーっ!
ということで、今年になって東京に個人セッションに伺った。

そこで色々チェックをして判明したことは、私はずーっと腹式呼吸を学び、普段の発声も腹式になっていたのだけど、生真面目にお腹ばかりを意識して長年鍛えて来たため、腹筋・背筋は他の人よりずーっと強いのに対して、骨折したこともあって肋骨をかばい、肋間筋が腹筋に対して弱く、そのバランスが悪かったということだった。

ヴォイストレーナーの視点で見れば、一般の人に教えるパターンと真逆!の状態になっていた。
ということで、肋間筋に活力を持たせることが必要ということが明確になった。

MISUMIさんが言うには「ホームランを量産していたバッターが、ある日スランプに入ってしまったようなもの。フォームを修正することで本来の状態に戻る」

しかも、若い頃は体の筋肉が少々バランス悪くても、力技で乗り切れるだけのパワーがあったから問題なかったけど、年齢と共にそうはいかなくなるということ。
つまり、自分でここ数年感じて来た違和感をきっかけに、自分の筋肉の使い方が完全に調和がとれていないことに気づけたことによって、今修正すれば、これからは美しく調和のとれた状態で呼吸・発声・発音をすることが出来るということ。
つまり自分の体・呼吸・声に対し、ものすごく伸びしろ・可能性を見出すことが出来た。

MISUMIさんのサイト http://magicaltraininglab.com/

さらに仙台の統合医療センターTREE OF LIFEに言語聴覚士の先生がいらっしゃり、音声治療が行われていることを知り、以前から音声治療にも興味があったのでそちらも合わせて受診してみた。
現在東北では言語聴覚士として仕事をしている方自体が少人数で、しかも大病院じゃないところで受診できるということはかなり貴重だ。

細かく筋肉の動きや、癖、緊張、状態を観察したうえで、それに対する修正のためのトレーニングを色々細かに教えてくださる。
そしてその理由についてたずねると、筋肉や骨や、その作用について丁寧に解説していただけるので面白すぎる~!私も勉強したくなっちゃった!

私の場合は、骨折によってそれをかばうために定着してしまった体の動きを修正し、体に無理な力がかかることなく、一番自然で調和のとれた状態を小脳にプログラミングし直すということが必要で、それをスムーズに移行させるために必要なトレーニング法を教えていただいた。
私は自分で肺活量が少ないと思っていたけれど、先生によると普通の人よりあるとのこと。確かに昔はものすごく大きな声が出たなぁ。
骨折してからは大きな声を出してないけど、完全な状態で体を使ったらもっともっと声は深まるってことだわ!

言語聴覚士の阿部千佳さんは素晴らしい先生で、解説もとても明解でわかりやすく適切。
声がちゃんと出せなくなってしまったお年寄りが、阿部さんと一緒に歌を歌いながら発声を修正して、笑いがもれてくるのを聞いているとこちらまで幸せな気持ちになってしまう。
嚥下とか発声が変わっただけで、人生が楽しくなるお年よりは沢山いると思う。
音声治療自体あまり知られていないけど、これがもっともっと普及したら絶対いいと思う。

統合医療センター Tree of Lifeはこちらhttp://hozawa.jp/tree-of-life/

ということで、水澄さんと阿部さんという素晴らしい二人の先生のセッションを合わせて受けたことによって、お二人がおっしゃってることが統合されて私の中で結びつき、より効果があがった。
そして、自分の可能性が広がった!私の声はもっともっと深く豊かになることが出来るということだ。
力技ではない、体という楽器が美しく調和した状態でその持っている能力をあますことなく使って喜びに響く声を出すことが出来るはず!嬉しいな!

どちらの先生からも教えていただく時間は限られているので、その場ですぐ変化が出るものではない。
あとは日々のトレーニングが必要なのだけど、呼吸というものは常にするものであるから意識すればいつでも出来る。
ということで、2週間もたたないうちに変化はあらわれた。

オステオパシーに行ったら、私の肋骨が変化してきたと言われた。明らかに肺が活性化。
日々意識して呼吸していただけで、肋間筋の動きが良くなって胸が拡がって来た。
もともと私は優秀な体と筋肉を持っているので、打てば響く。
最初のセッションは1月末だったので、現在三ヶ月半で明らかに骨格が変わり、息が長くなった。
取り込む酸素の量が格段に増えた。


そして驚くべきことがもう一つ。
私は骨折したことで思い切り呼吸出来なかったことと、鉄分欠乏による貧血で年中酸欠状態だった。
一日分の鉄分量を摂取出来るヨーグルトを毎日飲むようになってからは、貧血になることはなくなっていた。
でも血液検査をするとフェリチンの量は少なく、要するに体内の倉庫に鉄分はほとんど蓄積されず、自転車操業状態。
フェリチンの正常値は5~152なのだけど、何年も私はどう頑張っても7~10位にしかならず、かくれ貧血状態だった。
それが、先月血液検査したら、なんとフェリチンの値が299!血液濃すぎ!
最近マルチビタミンを摂取していたこともあるけど、いきなり多血になってしまった!酸素が一杯!
これは明らかに呼吸だわ。今までは栄養補給してもここまでは変化しなかった。
なんて私の体はわかりやすいんだろう!
あわてて鉄分ヨーグルト摂取を中止した。

なんか私はいつも自分の体を使って実験をくり返しているようだ。
こういったことによって肺が活性化し、それに伴い大腸が活性化し、先日のお腹が張りまくるデトックスに結びついたというわけ。はは。
いちいち私ってやることがドラマチック!

私の体は原因を作るとすぐに結果が出る素晴らしいもの。
こんなに学ばせてもらって日々感謝だわー。

ということで、私は今、体の調和と呼吸にフォーカスしているのだけど、
明日は三浦紀子さんのブレスセミナーに参加するので、その話は次回に!
by chandra-k | 2013-05-22 20:03
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