人気ブログランキング | 話題のタグを見る

それぞれの真実

昔は占いが好きだった。自分の前世も知りたくてしかたがなかった。
でも今は未来はいくらでも作り変えることが出来るし、
前世だって山のようにあることも知ってるのでさほど興味がなくなった。

便宜上定義し、約束ごとで成り立っているだけで
本当は時間も空間もなく、過去と呼ばれるものも未来もすべてここにある。
さらにすべては多次元で存在しているのでどこにフォーカスするかで
見えるもの、感じるものは全く違うし、
どこにフォーカス出来るかは、その観察者の意識によって変化する。
さらにその人の個性と翻訳特性によって違ったものと映る。

あらゆるものは今この瞬間にも創られ変化しているので
すべてのものがその人にとって真実であるというだけで
客観的な事実が固定されているものではない。
すべての存在が創造主であるのだから、記憶も過去も書き換えられる。

あらゆる情報が今ここに変化しながら存在している。

それを読み解くという行為は、どれが客観的史実に基づいているとか
それが本当かどうか等ということは実はどうでもいいのだ。

ある情報が、ある人には過去に見え、
同じ情報が、ある人には未来に見える。
その違いは実はどうでもいい。

今ここで生き、変化し、成長発展している私達にとって
それが生きる力となり、いのちを輝かせるための助けになるのなら
それは真実となる。

正しいか正しくないか、本当か本当でないかなんで
どうでもいい。
実際は正誤も善悪も真偽もなく、ただ変化する大いなる意識があり
それこそがどんなに深遠なるいのちそのものなのだから。
by chandra-k | 2012-07-05 00:08
<< 曼荼羅アート 顔を洗うことは心を洗うこと >>