世界が一歩近づく アショカ東北ユースベンチャー

アップが遅くなったけど1/28に開催された
アショカジャパンの東北ユースベンチャーキックオフフォーラムに参加した。
(こちらの記事参照
100人以上の人が参加して大盛会。

午前のプレゼンテーションでは米イエール大学3年生のセジャル・ハティさんが
まずゲストスピーカーとしてスピーチした。
とっても小柄でチャーミングで、ナチュラルなたたずまいで、
どこからそのパワーが出てくるのか!という感じの女性だった。

その講演をちょっとだけ紹介しよう。

彼女は拒食症で、心も体もボロボロでどうしようもなかった時、
ある少女との出会いによって世界の見方ががらりと変わったという。

そして彼女は
「若い女の子は摂食障害や欝や希望を失ったり等の問題を抱えるけれど
それは自分の力を信じていないから。
本当は1人1人に特有の力があって、それを互いに尊び、
お互いにサポート出来る世界を創りたい。」
という想いからGIRLS HELPING GIRLSという組織を立ち上げた。
それはセジャルが15歳の時のこと。
彼女の原動力は夢と想いとアイディアだけだったけれど
数千人の若い女の子達が賛同した。

そんな時彼女はアショカのウェブサイトをたまたま見つけ
自分達のミッションや目的、組織形態などその想いを
言葉に落とし込んで明確化し、まわりに働きかけて行った。

アメリカの女の子達が途上国の女の子達と文化交流したり教育をするなど
色々なプログラムを考え、仕組みを整えたり、
アジアとアフリカの少女の教育資金を集めたり、
途上国での若い女性の収入を生み出すベンチャーを立ち上げたり、
若い女性にビジネスのためのローンを提供したり
インドとバングラデシュで人身売買の犠牲者だった女の子達に
アート関係のリーダーシップトレーニングを提供したりと
様々なプログラムや仕組みを立ち上げて行った。

このチームが支えてきた女の子達は3万人を超え、
それによって実際会社を設立した女の子も沢山いる。

例えばナイジェリアに住む19歳の女性は、12歳の時に
未成年の強制結婚という国の慣習を拒絶し、二万人の女の子を引き込んで
この慣習をやめさせることに成功した。

セジャルは言う。
「私は若者が世界を変えることが出来ることを信じているし、
その実例をこの目で見てきました。
私達みんなが団結して力を合わせれば、必ず出来るのです。
自分以外の人にリーチアウトすることによってお互いの力を引き出し、
夢や希望が湧いてくる。そしてそれらを一緒に磨き上げ、
膨らませていくことが出来ると経験が私に教えてくれました。
何かを変えるということは自分自身を変えること、
自分自身の心と気持ちから始まるということ、
そして人との関わりや何かを一緒にすることによって花開いてゆくということです。
そして花開いたものを長持ちさせるのに必要なのは、粘り強さ、信念、
導いてくれる仲間、そして失敗から何度でも立ち上がる強さです。」

彼女は大学で生物学を学びながら、その活動を現在も続けている。
どちらも彼女にとってとても大切なものだから。

まさに想いと行動が世界を変えてきたという実証例だ。
「こうだったらいいのに」ということを思う人は沢山いるけれど
実際世界に働きかけないと世界は変わらない。
でも行動すれば確実に世界は動くのだ!
彼女の内側から湧き起こった情熱にとっても共鳴して感動した!


セジャルさんの後は日本の若者からもプレゼンがあった。
PAWの西川さんと林さんというとっても可愛い大学生と高校生。
動物が大好きな彼女達は、ペット達が年間24万頭も殺処分されていることに
心を痛め、ペットが単なる商品として扱われたり安易に捨てられている状況を
改善するための方法の一つとして、学校の授業で現状を知ってもらったり
するなど認知を広げてゆく活動をしている。

こんな風に身近なところに沢山の「なぜ?」や
「ここがこうなったら」等の気づきがころがっているんだね。
彼女達の素直な感性が共感を呼ぶ。


さて当日最後はアニメーション脚本家の佐藤大さんがファシリテーターとなり
「東北の未来のために何が出来るか」のワークショップが行われた。
その熱さがとってもワクワクした~。

自分や仲間という「内側」からチョイス・チャレンジ・チェンジしたものを
社会や世界という「外側」にコミット・コミュニケート・コミュニティと
してゆく。
その流れを阻害するのがいつの間にか出来てしまった「世間」という壁。
「世間が・・・」というが世間っていったい何!?
そんなものは実在するのではなく、自分が勝手につくりあげ、
自分でフィルタリングしてしまっているだけ。
そのフィルタによって可能性の保留を起こさないためにどうしたらいいのか。

人から何を言われても好きと言う!
世間を変える気持ちで自分を変える。
「好き!」って言うと世界は一歩自分に近づき、
「嫌い」というと遠ざかる。
嫌いって言うのは簡単。
でも好きなものはどうして好きなのか伝え続ける。
そして共感が生まれ、シェアして、パワーとなる。

大さんのワークショップは自分の可能性を信じる力を目覚めさせる。
まるでアニメの主人公のように自分にパワーが与えられる感じ。
思わず「そうだ!世間がなんだ!」と拳を上げたくなる。(笑)
とても刺激されてエモーショナル!
若者達は勇気が湧いてきたのではないかな。


さてこのキックオフフォーラムが終わって、これからは県内で
説明会やワークショップが開かれる。
交流を深めながら何をやっていくのかを考える機会となるので
若者の皆さんは是非お友達と参加してね。
大人の皆さんも、ぜひ支援者のひとりとして参加を!

さしあたって
2月11日(土) 9:00~12:00
 場所:FiveBridge会議室(仙台市青葉区北目町4-7HSGビル)

2月15日(水)19:00~22:00
 場所:仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町四丁目1-3)

参加を希望される方は、TOHOKUYV@gmail.com までメールを!

なおアショカのユースベンチャープログラムはこちら
 
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by chandra-k | 2012-02-09 23:39
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