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魂の花の祭り

「何度もやり直す~ しつこく巻き返す~
何度もはね返す~ しつこくよみがえる~
いきどおり 泣き笑い 今を生きる歌がある~」
頭の中では「キセキの渚」と「歌は自由をめざす」がエンドレスでヘビロテ中!
しかも起きてる時だけじゃなく、どうも眠ってる間も同様らしく
夜中に目が覚めたらやっぱり鳴りっぱなし! 
おお!脳内麻薬状態。

20日に行われたソウルフラワーユニオンのライブに行った。
笑って、泣いて、歌って、踊って、飛び跳ねていやぁ~楽しかった!

「満月の夕」と「荒地にて」は何度聞いても
いつ聞いても、どこで聞いても涙がとまらなくなる。

いつもは一人で行くのだけど、前回の9月のライブの時に中川氏と奥野氏の
インタビューをやり、その番組を友人達に熱烈プッシュで聞いてもらったら
みんなファンになっちゃって、ぞろぞろと一緒に行ったのだぁ!
ニッタなんて、ライブハウス自体初体験だったって!
ユッキは石巻から38度の熱があったのにやって来た!

3時間のライブがあっという間!
みんな口々に楽しい~っ!とノリまり汗だく。

私は昔から奥野氏のキーボードが大大好きで、
(バンドのアンサンブルの中での入り方とかフレーズとか
音色とかセンスとかツボ!)ステージ上手側で見るのだけど
昔キーボードをやっていて私と音楽的趣味の合う珠ちゃんが
奥野氏のキーボードがフィーチャーされると吸い込まれるように
どんどん前に行って、めっちゃテンションが上がるのが面白かった!

今回は年末のお祭り的な感じで、ニューエストモデル時代の曲もけっこう演り
ふり幅が大きい選曲だったけど、
なんていうのだろう、今のソウルフラワーに全てが集約されている。
それは民謡だろうとなんだろうとソウルフラワーがやれば
彼らの歌、つまり命が泣き笑いする歌になってしまうということだ。
それはサウンドとかいうレベルではなく、
今までずっと重ねて来たものが熟成されて豊かなものになっているのだと思う。
これは彼らの長年のバンド活動や、阪神大震災の被災地で300回近くやったライブや
今回の東北での被災地でのライブ(現在30回位?)や、
考えてきたことや、経験すべてが音の中に溶けている。

彼らの曲は昔から聞いてきたし、よく知ってるけど、やっぱり今なのだと思う。
今、命を、魂を讃える歌とそのエネルギーがここにある。
彼らを今まで知らなくても、それを体験すると何かが変わるような、
身体や心の奥に溜まっていた何かが抜けていくような、そんな何か。

だからこそ被災地で彼らのライブを体験して、沢山の人がやっと泣けたり
心を解き放つことが出来たりしているのだと思う。

次のライブはまだ決まってないけど、決まったら沢山の人に体験して欲しい。
私の友人なら絶対大好きになるはず。
もう何人でも誘っちゃうよ~!

そうそう、バックヴォーカルの美保子さんは充子にあまりにもそっくりで、
充子が向う喜びの輝きの側面を表しているので、充子には是非体験して欲しい。
(これ、ピンポイントの要望! ね、珠ちゃん。)

話はそれるけどジゲン氏があの声で能とか伝統芸能をやったら
セクシーで絶対カッコいい!と思うのは私だけ?

あ、そうそう今回のライブの翌日「キセキの渚」という
ミニアルバムがリリースされた。
この曲が出来たエピソードはまさに奇跡と呼ぶべきものなの。

彼らが震災後に支援物資を届けるために初めて女川を訪れた時
女川港の瓦礫の中にDJ用のターンテーブルを発見し、
中川氏がそれをツイッターに載せたところ、持ち主が判明!
彼は20年来のソウルフラワーののファンで、阪神大震災の時ボランティアに行き、
ソウルフラワーの出前ライブも手伝ったことがあった人だった。
(女川町のかまぼこの高政の取締役の高橋正樹さん)
そのキセキをきっかけにその地でソウルフラワーの後の出前ライブが実現している。

「キセキの渚」アルバムカバーがとってもいい!
ライブ会場ではあっという間に売り切れたもよう。
(私は音源は持ってたけど、ジャケット欲しくてその日朝一でタワレコでゲット!)
おすすめ!
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そしてライブ会場には同じような幕が貼られていたの!(以下↓)
THE NUCLEAR ERA IS OVER !
IF YOU WANT IT
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by chandra-k | 2011-12-22 18:55 | 音楽
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