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選択とベストタイミング

人生は一瞬一瞬の選択で出来ている。
それは全部自分で決めている。
その大事な瞬間は自分で決めるしかない。

今回の入院で何度も決断を迫られることがあった。


もし、急患センターに行かず、二日間様子をみていたら・・・。
急患センターに行ったとしても、そのまま入院せずに
翌日レントゲンを持って外来に行くことにしていたら・・・・。

だとしたら今頃とんでもない状態になっていたかもしれない。

もっと我慢して、仕事を続けながら外来に通っていたら
仕事の最中に倒れて、もっともっと大変なご迷惑をかけていたかもしれなかった。

私の場合、卵巣腫瘍が見つかっただけでなく、胸水もあり、
さらに腫瘍マーカーの値がとんでもなかった。

婦人科系のCA125が1250(基準値上限35)
消化器系の19-9が19800(基準値上限37)
同じく消化器系のCEAが609(基準値5)

そのため、消化器系にも腫瘍があるかもしれないし、
心電図にも異常波形が見られたということで、
入院から2週間、毎日毎日ひたすら全身の検査が続いた。
まるで病院検査のフルコース!

そしてそれは入院していたからこそ、外来の患者さんの間をぬって毎日検査を受けることが出来たわけで、もし外来でそれを受けようとしていたら、検査に何ヶ月かかったかわからない。

そして入院当初は、検査と手術室の状況と執刀医のスケジュールを考えると
手術は7月末か8月頭になりそうと言われていた。

でも、ラッキーなことに検査は2週間毎日スムーズに進み、
検査が終わると同時に即手術が受けられることになり、最短コースとなった。

検査中の2週間の間にも胸水はたまり続け、どんどん呼吸するのが辛くなっていたので、
もし手術が何ヶ月も先だったら、今頃私はどんな状況になっていたかわからなかった。


今思うのは、あの時は本当に動揺したけど緊急入院してよかったし、
中途半端に仕事を続けようとせず、あきらめて全部キャンセルしてよかった。
そして、すべてがベストタイミングで進んだのだと思っている。



みんなから入院中は何もすることなくて暇でしょ?と聞かれたけど、
とんでもない。
入院当初は仕事のキャンセルの連絡と、検査の連続。
そして、手術。その後は回復に集中する毎日。
さらに嬉しいことに私のところには毎日沢山の人がお見舞いに来てくれていて、
一ヶ月以上入院していたのに、実はあっという間だった。

そして退院の時も大きな選択を迫られる。

それに関してはのちほど詳しく書いていこう。
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by chandra-k | 2013-07-31 20:12 | 病床波動日記 | Comments(0)

驚きの緊急入院と、執着を手放すこと

人生には思ってもみないようなことが起きる。ほんと。
今回の緊急入院は、まわりのみんなも相当驚いてたけど
何より一番驚いたのは私!

大体にして私は今まで病気らしい病気をしたことがなく、
まして入院なんてしたことがなかったから。
当然手術も初めて! 今でも嘘みたい。

5月末に下腹部に異物感を感じて婦人科へ。
(その前日まで元気に踊っていた。)
卵巣が腫れているから大きな病院で検査するように言われ、即受診。
卵巣に腫瘍があると言われ、その後MRIを撮って、その結果待ちをしていたところ、
6/15(土)朝に前かがみになって物を拾おうとした瞬間に
急に胸の痛みと息苦しさと、胸の中で何かが動いた感覚があった。
(前日夜まではまったく兆候なし。)
「もしや、胸水?」
その日は司会の仕事があったし、前屈さえしなければ苦しくなかったので仕事をこなす。

そしてその日の夜。
眠ろうとして横になると胸が苦しくて、寝返りをうつ度に呼吸困難。

翌日もまた仕事があったので、仕事が終わった後に病院に
「胸が苦しいけど、どうしたらいいか」と電話を入れてみる。
病院からは「それは婦人科ではないから、気になるなら急患センターに行くように」とのこと。

ちょうど二日後にMRIの結果を聞きに病院に行くことになっていたので
あと二日我慢しようかと様子を見ていた。

実は昔、父が肺の病気で胸水が溜まって横になって寝られないことがあった。
その知識があったので、二日位は我慢しようかと思ったのだけど、結局日曜夜間急患センターを受診。

レントゲンを見ると見事に肺が白くなってやっぱり水が溜まっていた。
「今から病院に連絡とりますから、このまますぐ入院出来ますか?」

「え?今からすぐですか?」

「只今重症の患者さんがいますので、他の患者さんはしばらくお待ち下さい。」と先生が指示。
「え?重症って私のこと!?」

き、緊急入院!!
翌日も仕事沢山あるのに!



卵巣腫瘍があると言われた段階では、もし手術をしなくてはいけない場合
早めに収録出来るものは前倒しにして、仕事が入っていない時期に手術するとか
とにかく皆さんにご迷惑をかけずに対処しようと思っていたので
いきなりの緊急入院という言葉は衝撃だった・・・。


動揺しながら病院に向う車の中で連絡がとれるところには慌てて電話とメール。
翌日もひたすら連絡とお詫びの電話とメール・・・・。
私の仕事は代わりがきかないものがほとんどだし・・・。




その最中感じていたのは、自分がどれだけ仕事に執着があるかということだった。

今までNHKで14年以上生放送を担当していた時もそうだし、
現在のDatefmの「ロックンロール黄金時代」も23年やっていて一度だって穴をあけたことはなかった。
吐きながら録音してたことも、下痢と腹痛の中司会していたことも、
肋骨骨折して息も絶え絶えでもそれを隠して仕事していたし、
40度近い熱があっても仕事してたし、どんなに体調が悪くても仕事をこなしてきた。
今まではどんな無理も私の体は頑張って耐えてくれていた。
それがいきなり全キャンセル?

どうにか入院しながらも、迷惑をかけるのを最小にして仕事を出来ないかと頭の中がぐるぐるする。


でも、結局はあきらめるしかなかった。
何もかも全部。完全キャンセル。


自分がどれだけ仕事が好きで、どれだけ責任感を持ち、どれだけ執着してきたか・・・。
そんなことにあらためで気づく。

そして、自分の中にある恐怖にも気づく。
仕事を失う恐怖。失ったら、そのまま無くなってしまうんじゃないかという恐怖。
そんな恐怖を自分が持っていたなんて気づかなかった・・・。


それと同時に、私が仕事を失ったとしても私という人間は何も損なわれることもなく、
私はたくさんのものを最初から持っているということもよくわかっていた。
たくさんの人が私のことを思ってくれていることも。
こんなにも豊かだったということも。
それをよく知っていながらも相反するものが自分の中でごっちゃになって渦巻く。


なんでこんなに怖いんだろう。
いつも今がベストと思って生きてきて、生き方を後悔したことがないから、
今死ぬことが怖いと思わないのに、仕事をやめることが怖いなんて矛盾している。
まるで、世界平和を願って戦争の過ちを許せるのに、身近なトラブルが許せない人みたいだ。



そして・・・・すべてを手放して、完全降伏して、あきらめて、
そこからしか何も始まらないのだと、思う。
手放すことこそ、すべてを得ること。

自分を信頼すること。
今まで自分が培ってきたこと、積み上げてきたこと、すべてを信頼すること。




かくして、完全に仕事をあきらめた。覚悟を決めて。
何もかも全キャンセル。今後の予定はなし。



お詫びの連絡を入れて、事情をお伝えする。
すると、本当にみなさんからあたたかい言葉をたくさんいただいた。
「ずっと待ってますよ。だからゆっくりあせらずに、まずは治療に専念して下さい。」
たくさんのあたたかな言葉に涙が止まらなかった。
ほんとうにほんとうにありがたかった。


私は何一つ失うことはなく、最初からすべてを持っていて
最初から豊かであり、満たされていたことをあらためて実感する。

あふれる感謝の想い。
今まで感じていた感謝の想いと深さが違う。

私の入院はこうして始まった。
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by chandra-k | 2013-07-30 20:49 | 病床波動日記 | Comments(0)

変化するということ

退院してから一週間が経った。
まだ体力が完全に戻っていないので、ちょこっと数時間食材の買い物に出たりしている。
仙台駅周辺は徒歩5分圏内なので、いわゆる中心部を歩いていると
一ヶ月以上入院していたことも、手術したことも嘘みたい。
まるで夢でも見ていた気分。

これって大震災の時もそうだった。
現実感がなくて、自分は夢を見ていたんじゃないか・・・みたいな。
でも歩いていると確かにお腹の傷を感じるから夢じゃないことはしっかり感じるのだけど。
とにかく変な感じ。



でも何かが起きる、経験するということは大きく変化するということ。
逆に言えば変化しなかったら意味がない。

何が変化したかはこれから徐々に書いていこうと思っている。


ところで、以前もブログに書いたことがあるけれど
カメラマンの星野道夫さんの大好きな言葉がある。


「いつか、ある人はこんなことを聞かれたことがあるんだ。
たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。
もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって」
「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見えるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」
「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・・
その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」


それがなんであれ、それを体験したことで自分が変わってゆくこと。
それをあらわしてゆくことなのだと思う。


さて、私が大きく変わったこと。
それは早寝早起きと食事かな。(笑)

入院するまでは毎日AM3時頃寝る生活で、朝起きるのは仕事にあわせてまちまち。
食事も一日一食だったり二食だったり。
ずっと改善しなくては思いながらさっぱり出来なくて何年も経っていた。
それが入院中は6時起床9時消灯。食事は規則正しく三食という生活。

退院後それをそのまんま続けられなくても、夜は22:00頃に寝て朝も早く起きて
三食食べて、食べたものを記録するようにしている。
まだ一週間だけどね。

そして今まで一切家事を手伝ってくれたことがなかった夫が
洗い物を引き受けてくれたり、掃除をしてくれている。

他の人にとっては普通かもしれない。
でも私にとっては大きな変化。
小さな日常から変わってゆくこと。行動すること。
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by chandra-k | 2013-07-29 11:00 | 病床波動日記 | Comments(2)

おかげさまで退院しました!

おかげさまで退院しました!

みなさまに多大なご迷惑とご心配をおかけしましたが、
術後の経過が大変順調で急遽7/20(土)退院致しました。

沢山のあたたかな励ましとサポート本当にありがとうございました!!!
本当に本当に感謝の気持ちで一杯です。

心と魂は元気でしたが、体も毎日どんどん元気になっております。

一ヶ月とちょっとの入院生活で、ほとんどベットの上で過ごしたため
驚く程筋肉がなくなり、体力がなくなっているので、
まずは自宅で少しずつ生活に慣れ、徐々に仕事に復帰していきます。

これからリハビリで街中を散歩したりもすると思います。
(仙台市中心部は私の庭みたいなものなので。笑。)

しばらくは自宅でゆっくり過ごす日が多くなりますので、
今回の病気を通しての沢山の学びはこれからブログに書いて
多くの方のお役にたてるようシェアしていきたいと思っております。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

ほんとうにほんとうにありがとうございました!!!
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by chandra-k | 2013-07-22 16:16 | 病床波動日記 | Comments(0)

ご報告とお詫びと御礼

ご報告とお詫びと御礼

6/16(日)夜、胸の苦しさのため緊急入院、2週間毎日全身の検査をし、7/3(水)手術を無事終えました。

緊急入院だったため、仕事も全てキャンセルさせていただき、多くの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありません。心からお詫び申し上げます。
又、お知らせ出来なかった多くの皆さまごめんなさい。

皆さまからの沢山のあたたかい励ましや、ご配慮、ご支援、パワー、エネルギー、ヒーリングなど沢山のサポートを頂きました。本当にありがとうございます。
おかげさまで手術は成功、卵巣、子宮をキレイに全部摘出し、術後も大変順調です。

ですが、呼吸苦と胸の痛みの原因であり、最大で3リットルあった胸水が、今後増えないか、減ってゆくか等経過観察と治療のため、今しばらく入院いたします。

Datefmロックンロール黄金時代はJFNのrootsという特別番組でつないで頂いています。リスナーの皆様ごめんなさい! でも、音楽を深く掘り下げた素晴らしい番組ですので、私の復帰まで是非お聴きになってみて下さいね。私も病室で聴いています。

入院中は本当に沢山のことを学び、感じ、気づき、感謝の日々を過ごしています。ありがとうございます。
退院しましたらあらためてご報告させていただきます。

個別にご報告、お詫び、お礼をお伝えすることが難しいため、ここでのメッセージにてお許し下さい。

最後に、私の心と魂はとっても元気です!!!
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by chandra-k | 2013-07-11 10:01 | 病床波動日記 | Comments(4)