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空(くう)に還る

3月は総じて何かが始まり何かが終ることが多い。
そういう季節なのか昔からそうだった。

何かが終わりを迎えた時、ただ淡々と私の中で「ああ、終わりなんだ」と感じる。
それは余韻を残しながらも 執着はなく 
ただ ふっと空気が軽くなる感じでわかる。
どこかに懐かしさは残すけれど それはあくまで過去の思い出となり
爽やかというのとは違うけれど 肌触りがとても軽く細やかになる。
ゆき過ぎる風をただ淡々と感じながらも そこに乗るのではなく
私はただ私のままそこに、在る。

この感覚はずいぶん昔から持っていた。
何かが終る時 私はいつも淡々と落ち着いていた。
何かを失った時も 泣き叫んだり、感情が抑えられなくなることはなく、
その失ったものに執着することもなかった。
失った後のことを心配もせず ただそうなんだ、と感じる。
それは新たな展開の兆しであると思うだけ。
行くものも来るものも ただあるがままに受け入る。

私は幼い頃から漠然と知っていた。
かたちが変わるだけなのだと。
(そういう意味でかなりクールな子供だった。)

ただかたちが変わって空(くう)に還り そしてやがてまたあらたなかたちとなる。
そのあらたなかたちは以前よりずっと素晴らしいものとなり、
喜びに満ち 祝福されたものであるという確信。
それも昔からわかっていた。

なぜこうしてかたちを持って生まれて来たかを想う。
それはずっと前からわかっていた。
自分が何をしたくて 何をしようとしているのかも知っている。
それをただ進んでいるだけなのだ。
そのために変化しているだけなのだ。。。。。。



さて 今日は第2回のバガヴァーンセミナーだった。
レゾナンスセラピスト対象のこのセミナーはかなりいい!
大津さんのお話は勿論だけど セラピストが交替で15分お話を担当するのがいい!
今日はみっちゃんと やすりんさんが担当だった。
またしても涙。
仲間の話はどこかに共通点があり、その仲間の学びの話を聞くことで
自分の学びの整理になり 刺激にもなる。
そしてお話をする本人にとっては 皆の前で話すために自分を見つめるので
その当日に向けて自己探求が進む。
それは本人にとっても仲間にとっても素晴らしい学びとなるのだ。
こうして皆で共に成長してゆくのだなぁ!
そして私がセミナーでお話をさせていただいていることは
どんなにありがたいことなのかとまた改めて思った。
来月のあっちゃんと弘子さんのお話も楽しみだなぁ~。
by chandra-k | 2008-03-06 18:23
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