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芝居

私の夫は好き嫌いが激しい。しかも嫌いなものの方が断然多い。
私は好き嫌いがほとんどない。飛び抜けて好きなものもないかわり嫌いなものもない。

夫は嫌いな人が多い。とくにタレント。
ちょっと前まで好きだと言ってたのに いつのまにか嫌いになってる。
しかもそれはそのタレントがドラマの中で演じた役どころで左右されることが多い。
本当のその人じゃなくて単なるドラマのキャスティングなんだけどね。。。。
(好きな人に関してはどんな役をやろうと その人に対する価値判断は変わらないけど
嫌いな人や、よく分らない人に関してはかなり演じた役どころに影響を受けてるみたい。)

考えてみると私達の人生と同じだね。
私達も生まれて来る時に「今回の人生は こんな両親のもと、こんな環境で育ち・・・」と
いろんなキャスティング・設定をして生まれてくる。
「何歳ぐらいでいじめられる経験をして学ぶから、いじめ役・憎まれ役をお願いっ!」って
別の魂に頼んでやってもらってる。
頼まれたほうは「えーこんな いじわるな役やだなー」と思うかもしれない。
でも「わかった! 君の学びに協力するよ」って約束して ちゃんと役割を果してくれてる。
なのに私達は 人生がそもそも芝居だって忘れてるし、芝居そのものにどっぷりつかり過ぎて 本質を忘れて いじめ役の人を本気で憎んだりする。
憎んでもいいんだよ。憎むってことを経験することも学びだから。
でも経験したあとは 思い出してもいいよね。かつての約束。
そして感謝してもいいよね。予定通り学びに協力してくれてありがとうって。
嫌な役やってくれてありがとうって。
(映画やドラマ、芝居だと単なるキャスティングだって分るけど 自分の人生だと受け入れにくいんだろうな。)

前生では大金持ちの役をやったから 今生は貧乏について学ぼうとか
前は嫌われまくったことを経験したから 今回はちやほやされまくる経験をして学ぼうとか
いろいろあるよね。

カルマは本当はないんだけど、カルマがあると思い込み カルマの解消をやる人生の学びをしようと決めて いつまでもカルマの学びをしている人もいる。
カルマから抜け出すには カルマはないって決めるだけでいいんだけどね。
決めるのは自分なんだから。

自分が決めてるってみんな忘れてるだけなのにね。
by chandra-k | 2005-11-14 00:07 | 波動の法則
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